驚きの有給休暇制度

今の会社のもう一つの驚いたことの一つが、休暇制度です。

その前に、前の失敗した転職先ではどうだったのかというと、驚くことに、休暇について一切説明がありませんでした。説明がないので、交渉しようもなく、小さい会社だからしょうがないのかなあと思っていたら、ある日ものすごく私が休みを取りすぎるというようなことを言われ、はっきり言って説明もされていないし、HRのオンラインに行っても一切記載がないので、守りようがなく、しかも私は休んでいないのに、休んでいると言われていて、怒られて、悔しくて涙してしまいました。そんな会社に別れを告げて、今の会社。

休暇制度は、なんとUnlimited PTOー制限なしの有給なのです。


これは、噂には聞いていましたが、そういう制度の会社に自分が入るとは思っていなかったので、期待していなかった嬉しい驚きです。これだと日本に帰る時にまとめて休み取っても何の不安もありません。実際、採用された時のリクルーターは、ちょうど2週間休んで海外旅行に行ったと言っていました。私の上司も、私がはじめた週にちょうど2週間の休暇中でした。これで、しばらく帰っていない日本へ、来年くらいには行くことができそうです。

では実際、Unlimitedってどうなっているのかというと、これは実はいいことばかりではありません。HRの説明によると、休暇を取らない人も多く、一年に必ず2週間は取るように、指導するそうです。そうしないと、必ずBurn Outするからという説明でした。

この会社はじめて4週間ですが、周りを見ても、仕事に熱心で、簡単に休んでいる人は皆無。つまり、こういう会社だと、Unlimitedとはいえ無制限に休みを取っている人はいないということ。

実力主義の会社ですから自然とそうなるんだろうなあと思います。実際、同僚に聞いてみたら、結局、仕事は数字にでるから、結果さえ出ていれば、出社日数ではないからということ。つまり、仕事があれば休んでなんかいられないし、その代わり、休む時は徹底して休むということになります。仕事とプライベートがしっかりしている。また休む時も、勝手にいつでも休んでいい訳ではなく、事前にHRのシステムから申請して、マネージャーの承認が必要。

あ、ついでにいうと、UnlimitedのPTO(Paid Time Off)以外にも、月に10時間まで、子供の学校行事で休むことが可能です。この時間はPTOには入りません。これもよく考えられているなあと思います。PTOはあくまでも、休暇。バケーションタイムであり、子供の行事のための休みは、休暇にはならないのです。ちゃんと子持ちの父、母のこと考えてくれています。

ということで、早速、次男の高校入学のための、スケジュールやらのピックアップの為に一日お休みを頂きました。これはPTOではなく、学校行事のための休み。でもまだはじめたばかりで、仕事が落ち着いていないので、午後は仕事しました。

転職してから、ずっと必死に仕事に向かい合っていたので、このお休みはちょうどよかったです。久しぶりに緊張感なく、気持ちがリラックスできたかも。お休みはほんと大事です。

明日からはまた仕事頑張っていきたいと思います。







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