日本の感想 2025年版
やっと体調が回復してきましたので、忘れないうちに日本の感想を。
あくまでも私個人、アメリカに長年住むものとしての感想です。
1。やっぱり物価は激安
今日本は物価高と叫ばれ続けているので、これを言うのは気が引けますが、アメリカから見ると、やっぱり激安です。
もちろん日本でも高いものもあります。それでもアメリカから来た身からすると、何もかもが安い。特に食事です。普通に友達と夜ご飯だったら五千円以下でもかなり満足です。息子たちとちょっと食事でも一人数千円で済みます。ランチに至っては、千円以下があちこちに。
アメリカでは、今やたとえちょっとしたテイクアウトでもランチ$10以下はありえない。外食したら、チップもあるから、少なくとも一人$20〜$30。夜、友達と飲み会だったら、カジュアルな場所でも、一人少なくても$60から$80は覚悟です。これじゃあ日本に来る外国人観光客は絶対に減らないでしょう。日本は激安。それが外国人が多い理由です。
2。やっぱり英語は通じないところが多い
観光客の多い街、渋谷、新宿、銀座のブランドのお店は、ほぼ英語か中国語が使えるスタッフしかいません。これはさすがで、ちょっとお店の人と話したりしましたが、帰国子女とかが多いそうです。面接で英語できないと弾かれると、渋谷のあるブランドのお店の店員さんは言っておりました。
でも、一方でこれだけ外国人が増えても、英語が通じない場所は多い。特にお役所や学校。
うちの長男が今留学中。大学は留学生を受け入れているので、英語が当然通じるのかと言えば、そうでもなくて、事務の方々は、かなりあたふたしておりました。私が今回日本に行ったのは、息子に聞いてもさっぱり埒の明かない、大学の事務系のことをしっかり話して確認しておくこと。
日本の大学だから仕方がないとはいえ、一応英語プログラムで外国人を集めている東京の某私大です。これはうちの息子のせいでもあるのですが、今回ちゃんとお話しできてよかったです。入学はじめに私が行っていれば、こうはならなかったのですが、当然英語が通じる事務局なんだろうと思っていた私が甘かったです。ちゃんと直通の電話番号も聞いたので、これからは直接日本語でやりとりできます。よかった。
お役所は、これも長男が悪いのですが、健康保険料金が未納になっていて、その請求が私がいる間に来ていました。それも直接役所の方が、息子のアパートに持ってきました。ちょうど私がいたので、日本語で話しますよ、と言ったのですが、担当の方は、頑なに、ご本人としか話せませんの一点張り。とはいえ、息子はそれほど日本語ができないとわかると、ではここに電話してくださいと日本語で言って帰りました。
すぐに息子に料金の払い方をコンビニで教えましたが、こうやって人を使っても、言葉が通じないことで、未納がなくならないんだろうなあと痛感したところ。お役所、もうちょっと効率よく未納解消できないんだろうか。と一般社会の私からはかなりこのやり方非効率的に見えました。
3. ゴミ箱問題
東京に限ったことなのか、わかりませんが、日本は極端にゴミ箱がなさすぎる。国の事情があるとはいえ、観光の外国人にはこれは絶対に理解不能です。ゴミを持ち帰るという考えさえない国からみんな来ているのです。
日本人である私でさえ、戸惑うほど、ゴミはどうすれば良いのかわかりません。
何とかしないと、ゴミのポイ捨て迷惑行為は無くならないと思うなあ。外国人からも何か税金を取るとか、ゴミ問題もお金を使って欲しいところです。
4。やっぱり日本語の言葉が楽
アメリカに長年いて、仕事も100%英語。今の私は何でも英語ですが、日本語が母国語であることには変わりません。
日本にいる間は、会話するのが本当に楽です。
歳とってきたのもあるのかもしれませんが、英語使ってるのって、普段気が付かないけど、かなり気力消耗してるんだなあと思います。
日本にいる間は、電車に毎日乗ることもあって、たくさん本を読むことができました。日本語やっぱり楽です。
5. 電車が色々ある
新幹線はもちろん、田舎者の私には必須で、息子たちも新幹線に乗るのは毎回楽しみ。
今回は、一人の時間も欲しかったので、西武池袋線の特急にも乗ってみました。全席指定だけど、それほど高くもなくて、一度乗ったらあっという間に飯能まで着きました。短いけど楽しい特急の旅。
今度日本に来るときは、もうちょっと調べて、もっといろんな特急にも乗ってみたいと思います。
今回はこのくらいかなあ。
楽しい日本滞在、あっという間でした。
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