アメリカあるあるその2
週末は快晴のお散歩日和で張り切って早起き。午後は一転、雪というアメリカ大陸性気候の変化には時々ついていけません。 それはさておき、久しぶりに滅多に行かない、大型ディスカウントストアのWalmart に立ち寄りました。 Walmartはお安いですが、どうも客層は良くないし、いつ行っても混んでるので、なるべく行きません。今日は、平日昼間に仕事の用事で出掛けていたすぐそこにWalmartがあり、必要なものがあったので寄りました。買うものはわかっていたし、セルフレジだったら並ばないと。その予想は当たり、さっさと買い物は終わりました。 そのWalmart でアメリカっぽさを痛感したのが化粧品コーナーが全てガラスの中になっていたことです。しばらくWalmartには行っていないので、いつからなのか、この店だけなのか、全米の全店かはわかりません。 化粧品はガラスの棚の向こう。鍵がかかっていて、買うには、いちいち店員を呼ぶ必要があります。 前から、薬とか、電化製品ではこれありましたが、安いドラッグストア系のコスメでこれ。一点の価格が10ドル前後でもこれを付けると言うことは、設置と人件費をかけても、盗難で失う金額の方が多いということ。Walmartの年間の万引き金額は$3Billionだと言われています。 確かに、これだと万引きはやりづらくなります。 どんなにテクノロジーがあっても、やっぱり最後はOld Fashion wayなのかもしれません。 私がいる業界も、盗難は今最大の問題と言っても過言ではありません。 どんなに対策を応じても、イタチごっこで、連日、盗難の報告が後をたちません。先週、ようやくFBI含めた警察の逮捕があり、一部回収もありましたが、そんなのも極々わずか。 それがあるから、私の仕事もあるという一面もあるのですが、毎日これだと流石にどっと疲れがやってきます。 アメリカは、経済が大きく豊かな一面もありますが、裏ではこうした犯罪は無くなりません。国が大きいだけに、犯罪組織が闇に隠れるのも簡単。人を殺すとか、そういう凶悪犯罪ではないのでなかなか警察が動くこともありません。先日の回収劇は、たまたまです。それだけ金額が大きくで、警察が動かざるを得なかったから。 Walmartのように、一品一品の金額が低ければ、会社の全体損害は大きくても、対策は自分たちで取るしかありません。警察が