日本から戻ると

 前回日本へ帰国した時も感じましたが、アメリカに戻ってくると、日本とのギャップに苦しみます。

在米30年を超してもそうなので、これから年取って行くにしたがって、ますますアメリカの嫌な面が目についてしまうのかなあ。

帰って来てすぐに感じたのは、車社会であるということ。空港はとにかく車が多くて出るのも大変。でも車がなければどこにも行けません。自分の車をピックアップして、時差ぼけでぼーっとしている中寝ないように鞭をうって運転。家までやっと戻りました。

車を持つということは維持費も当然かかります。アメリカは16歳から車で、うちには息子の分と2台です。維持にかかっている金額を考えただけで、いつも眩暈に襲われます。かと言って、車なしでは生きていけません。アメリカ人は誰もが当然のように借金して車を買います。それで経済が回っているし、日本の車メーカーもアメリカの市場があってこそ会社が成り立っています。

そして、もっと辛いのが、サービスの悪さ。アメリカにずっといるとそういうもんだと思うので、期待もしなくなりますが、日本から帰ってくると、がっかりします。

先日も、頼んだはずの処方箋は1週間待っても来なくて、その後勝手にキャンセルされていました。こちらから行動しないと、誰も説明なんかしてくれない。と思いWalgreensに電話しましたが、オートメッセージで人にはたどり着けませんでした。もうどうでもいいやと思って、この処方箋は諦めました。アレルギーの薬なので、当面、薬局で普通に買える強さの薬でやりすごします。

この何でも自分から行動しなければ、待っていては何も起こらない。それがアメリカ。

そこがいいところでもあったはずなのに、日本から戻ると、どうしてもがっかりします。

現実逃避な毎日、しばらく続きそうです。






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